こんにちは!結野です!
今回は、所属する団員全員が「A級レベルの賞金首」である、悪名高き盗賊集団・幻影旅団についてまとめてみたわ。
幻影旅団ルール、メンバーの詳細とそれぞれの念能力を解説していくわよ。
幻影旅団とメンバーの概要
まずは、幻影旅団についてざっくりと説明するわね。
幻影旅団とは、史上最凶と悪名高い盗賊集団で、団員は全員熟練のハンターでも迂闊に手を出せない「A級レベルの賞金首」。
構成員は団長を含めて13人で、そのほとんどが流星街という街の出身なの。
幻影旅団のメンバーは、その証として体のどこかに団員ナンバーが刻まれた12本足の蜘蛛の刺青をしているの。だから、幻影旅団のことを「蜘蛛」と呼ぶ人もいるわ。
活動は主に盗みと殺し、時々慈善活動。
史上最凶と言われるだけあって、ハンターを目指す者なら知らない人はいないほど。ハンター専用の情報サイトにもデータは載っているけれど、幻影旅団全体の情報で1億J(ジェニー)もの値が付いているわ。 (1J=0.9円)
殺すことに何の躊躇もなく、数々の残虐非道な行為をしてきた彼らだけど、実はメンバーに対する情は厚いという一面も。そのギャップがあってか、読者からの人気も高いわ。
そんな幻影旅団のメンバーと念系統をまとめてみたわ。
団員No. | メンバー | 念系統 | 備考 | |
団長 | 0 | クロロ=ルシルフル | 特質系 | 蜘蛛の頭 |
戦闘員 | 1 | ノブナガ=ハザマ | 強化系 | 旅団結成時メンバー |
5 | フィンクス=マグカブ | 強化系 | 旅団結成時メンバー | |
7 | フランクリン=ボルドー | 放出系 | 旅団結成時メンバー | |
2 | フェイタン=ポートオ | 変化系 | 旅団結成時メンバー | |
3 | マチ=コマチネ | 変化系 | 旅団結成時メンバー | |
10 | ボノレノフ=ンドンゴ | 具現化系 | ギュドンドンド族の末裔 | |
11 | イルミ=ゾルディック | 操作系 | 2人目のNo.11
ヒソカの依頼で入団 |
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情報・処理 | 8 | シズク=ムラサキ | 具現化系 | 2人目のNo.8 |
4 | カルト=ゾルディック | 操作系 | 3人目のNo.4
ゾルディック家の5男 |
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死亡 | (元)No.11 | ウボォーギン | 強化系 | 旅団結成時メンバー
クラピカに敗れて死亡 |
9 | パクノダ | 特質系 | 旅団結成時メンバー
団長と旅団のために死亡 |
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6 | シャルナーク=リュウセイ | 操作系 | 旅団結成時メンバー
ヒソカに狩られて死亡 |
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12 | コルトピ=トノフメイル | 具現化系 | ヒソカに狩られて死亡 | |
(元)8 | 不明 | 不明 | シルバにより暗殺 | |
脱退 | (元)4 | オモカゲ | 特質系 | 蜘蛛の裏切り者 |
(元4) | ヒソカ=モロウ | 変化系 | クロロと戦うためニセの入団 |
こんな感じね。
結成当時のメンバーは、クロロ、ノブナガ、フェイタン、フランクリン、フィンクス、マチ、シャルナーク、パクノダ、ウボォーギンの9名よ。
それぞれが個性的な能力を持ち最凶と言わる幻影旅団だけど、クラピカとニセ団員であったヒソカによって徐々に人数が減らされているの。
元No.8と、元No.4のオモカゲはあまり作中に登場はしていないメンバーだけど、その後釜としてシズクとヒソカ (その後カルト) が入団しているわ。現在は団員が10人になってしまったけど今後どんなメンバーが来るのかも楽しみの1つになりそうね。
それぞれどれだけ強いかは明確ではないし、戦闘シーンもキメラアント編での戦いだけっていう団員がほとんどなの。そこで参考までに、作中で発表された幻影旅団の腕相撲ランキングを紹介するわね。参考になるかはわからないけど……
その結果はこちら⇩⇩
荻
さすがウボォーだ。念を使った勝負かはわからんが、強化系は腕相撲も強いということかな。
結野
蒲田
待って、ノブナガ強化系よね……ねぇ、ノブナガァァァ……!?
ノブナガ
春川
結野
ちなみにシズクは12位だけど、ゴンの本気といい勝負するほどの強さはあるのよ。
ゴン
ゴンさん
編集部
幻影旅団のプロフィール
史上最凶と悪名高い幻影旅団には、盗賊とは思えないほどしっかり守られるルールがあるの。
そのルールと幻影旅団の特徴を解説するわよ。
幻影旅団のルール
一人一人が凶悪な賞金首でありながら、絶対に破ってはいけない幻影旅団のルールをまとめてみたわ。
- メンバーは、身体のどこかに団員No.の刻まれた12本足 (メンバーの人数を示している) の蜘蛛の刺青を入れている。
- 団員は普段は自由に行動しているが、団長の収集に応じて集合し、幻影旅団として活動する。
- 団長の命令は絶対であり、団員は必ず従わなければならない。
- 団員同士のマジギレ禁止。
- 意見が割れたらコイントスで決める。 (コインにも蜘蛛マーク)
- 団員、団長の命よりも旅団の存続が優先
- 入団希望者が在団員を倒すとメンバー交代となり、他の理由で欠員が生じた場合は団長がメンバーを補充する。
このルールを忠実に守る幻影旅団は、ただ盗みや殺しだけをする盗賊ってわけじゃないのが伝わってくるわね。
団長の命よりも旅団の存続を最優先している点から、幻影旅団には何かやらなければいけない使命、無くしてはいけない深い理由があるんじゃないかしら。
個人的には、凶悪な盗賊なのに「団員同士のマジギレ禁止で意見が割れたらコイントス」という平和なルールを守るギャップが好きよ。
幻影旅団の意外な特徴
幻影旅団は、個性の強いメンバーの集まりだけど、団長のクロロには忠実に従うし、メンバーへの情は厚く仲間意識も非常に強いの。
でも、団長含めメンバーは団長よりも幻影旅団の存続を第一に行動する。クラピカ曰く「頭を潰しても蜘蛛は死なない」らしいわ。
標的に対して「早い者勝ち」みたいな競争をするなど、ゲーム感覚で動くフランクな一面もあれば、ヨークシンシティではクラピカに対して団長が3人1組行動を厳命するなど、危機に対する警戒心も強いの。
暗殺一家のゾルディック家の当主、シルバ・ゾルディックですらも子供達に「旅団には関わるな」と警告するほど危険視されている集団よ。
一人一人が個々の強さと幻影旅団に対する愛を持っていて、それを団長であるクロロがうまく団結させている。いかにも「強い組織」よね。
そんな幻影旅団は、他人を殺すのに躊躇はないけどメンバーの死はとても悲しむわ。
パッと見ると幻影旅団は、金や利益のためには手段を選ばない、時には憂さ晴らしのために殺しや盗みをするという非道さが目立つ。
さらに、クラピカの出身であるクルタ族襲撃では、より鮮やかな緋の目を引き出すために家族を向き合わせ目の前で殺し、怒りを爆発させるなど、人を人と思わない残虐な殺しをもやってのけるわ。
一方で、ウボォーギンがクラピカに敗れたときには団長をはじめ団員はとても悲しみ、ノブナガは涙を流したわ。多くの人を殺めてきた幻影旅団にも、こんなに人間らしい一面があるのだと、複雑な気持ちになるわよね。
それに、幻影旅団は実は稼いだお金で流星街を支援しているのではないかという噂があるの。
幻影旅団の冷酷さと情の厚さ、残虐な殺しと支援活動というアンバランスなギャップが、より蜘蛛を魅力的に感じさせるわね。
幻影旅団のメンバー
幻影旅団という組織とその魅力は分かってくれたかしら?
次は、メンバーのプロフィールと念能力を簡単に紹介していくわよ。
各キャラの特徴、念能力がもっと詳しくわかる記事へのリンクも貼っておいたから、ぜひそっちも読んでみてね。これで今日からあなたも蜘蛛を語れるわ。
No.0 クロロ=ルシルフル
幻影旅団の団長。流星街出身。
オールバックで額に逆十字の刺青があるわ。モデルはラルクアンシエルのハイドという噂よ。ちなみに髪をおろしたほうがイケメン。(私の好み)
クロロは常に冷静沈着、蜘蛛の存続のためなら死ぬ覚悟もできていると。
幻影旅団に対する仲間意識はとても強く、団員からは尊敬される存在みたいね。このクセの強いメンバーをまとめるんだから本当にすごい統率力だわ。
念能力は、「盗賊の極意 (スキルハンター) 」という特質系の能力で、他人の能力を奪って自分の能力として使うことができるわ。
- 相手の念能力を実際に見る
- 相手に念能力について質問し、相手がそれに答える
- 本の表紙の手形と相手の手のひらを合わせる
- 1~3までを1時間以内に行う
かなり難しい条件ね。
他にも、「栞のテーマ (ダブルフェイス) 」という、ページに栞を挟んでおけば本を閉じても挟んだページの念能力を発動できるという能力も見せたわ。(それまでは能力を使うには本を開いていなければいけなかった)
クロロが盗んだ能力で今わかっているものを紹介するわね。
- シャルナークの:「携帯する他人の運命」
- コルトピ:「神の左手悪魔の右手」
- ネオン:「天使の自動筆記」
- 流星街の長老:「番いの破壊者」
- 梟:「不思議で便利な大風呂敷」
- 元の使用者不明:「密室遊魚」、「人間の証明」、「転校生」
- 名称不明の人間を強制的に移動させる能力
ヒソカとの戦いで「栞のテーマ」が披露されたことからも、本にはまだまだ未使用の能力が隠されていそうね。
No.1 ノブナガ=ハザマ
幻影旅団結成時からの初期メンバー。流星街出身。
旅団の戦闘員を務める侍で、常に刀で戦うわ。モデルは名前の通り織田信長でしょうね。
念能力はまだ明らかになっていないけど、自身の直径4mの「円」に入った人間を居合切りすることが得意なんだとか。
幻影旅団の中でもトラブルメーカーでありながら実は情に厚く、クラピカに敗れたウボォーギンと共に旅団の特攻役を務めていたわ。
詳しくはこの記事を読んでね。
No.2 フェイタン=ポートオ
幻影旅団結成時からの初期メンバー。流星街出身。愛称は「フェイ」。
小柄で中国語のような訛りのあるしゃべり方をするのと鋭いストレートヘアが特徴ね。
ドクロの絵が描かれた傘は、仕込みの刀となっていて基本はこれで戦うみたい。
これまでに披露した念能力は
「許されざる者 (ペインバッカー)」。
これは自分が受けた痛みを糧にオーラを増強させて、敵に放つ変化系能力。
受けた攻撃によって放つ能力も変わるんだとか。
キメラアントであるサザンから攻撃を受けた後は「太陽に灼かれて (ライジングサン) 」という能力を発動したわ。
全身を覆うコートを具現化した状態から灼熱の玉 (小さな太陽?) に変えたオーラを放ち、周囲を焼きつくすという能力よ。なかなか荒っぽいわね。
そんなフェイタンはキレると旅団メンバーですら手に負えないほど暴れるみたい。
そして傘にも仕掛けがあったり、超人的なスピードを持っていたりとその強さは測りきれないわ。
No.3 マチ=コマチネ
幻影旅団結成時からの初期メンバー。流星街出身。
ヒソカと仲が良い?常に冷静だけど気が強くて棘のある雰囲気を持つ女性よ。
ピンク色の髪と腕相撲の強さが特徴ね。
変化系能力者で、オーラを糸状に変化させた「念糸」を使うわ。
この糸の強度は長さと反比例し、1m以内なら1トンもの重量を吊れる強度があるの。
この糸で相手の追跡や拘束、縫合治療使うなど応用の幅は広いわ。
作中では、「念糸縫合」として、ヒソカの切断された腕を縫合する場面があるわね。血管、神経、骨、筋肉をほぼ完璧につなぐことができる優れた能力よ。
(元No.4) ヒソカ=モロウ
2人目のNo.4。
と思いきや、幻影旅団への入団は団長のクロロと対決するための見せ掛けだったのよ。
背中に刻まれた蜘蛛の刺青も念能力で貼り付けたダミー。
強い相手と戦うためなら敵味方なく、なんでもするようなサイコパス。現在はクロロとの対決に敗れ、幻影旅団殺しに翻弄しているわ。
念能力は、「伸縮自在の愛 (バンジーガム) 」と「薄っぺらな嘘 (ドッキリテクスチャー) 」という変化系能力。
バンジーガムは、自分のオーラをガムとゴム両方の性質をもつものに変化させる能力。伸ばしたり縮ませたりくっつけたりしながら戦闘に使うことができるわ。
ドッキリテクスチャーは、自分のオーラを様々な性質に変えて、物体の表面を再現する能力。
カラーコピーのように写し出し、肌触りも再現できるため相手を視覚的にだますことができるの。
蜘蛛の刺青も、この2つの能力によって自分の背中に張り付けていたのよ。
ヒソカの詳しい説明と、待望のクロロ戦の解説はこちらから。
No.4 カルト=ゾルディック
3人目のNo.4。暗殺一家ゾルディック家の末っ子で、イルミとキルアの弟にあたるわ。
「兄さんを取り戻すため」という理由で、旅団入りをしているみたいだけど、それがどの兄さんを指すのか、何から取り戻すのかはまだ謎。
弟と言われて座敷童子のような中性的 (ほぼ女の子) な見た目にも秘密があるのかもしれないわ。
カルトは「紙」を操作する、操作系能力者。
「蛇咬の舞」という紙吹雪の攻撃は、キメラアントの体を切断するほどの威力をもつわ。
また、オーラを込めた紙の扇子はかなりの切れ味をもち、紙人形を人の背中に付けることで盗聴したり、場所を特定することもできるのよ。
使い道は色々ありそうね、キルアの同年齢のときより確実に能力の高いカルトは、他にはどんな力を秘めているのかしらね。
No.5 フィンクス=マグカブ
幻影旅団結成時からの初期メンバー。流星街出身。
最初はスフィンクスからとった名前だからか、いかにもエジプト感のある服を着ていたんだけど、なぜか最近はジャージしか着なくなってまった男よ。ジャージが楽なのはわかるわ。
フィンクスの念能力はまさに強化系。
名前は「廻天 (リッパーサイクロトロン) 」。
なんと右腕を回すほどパンチ力が増大するというとても仕組みの分かりやすい技なの。
15回まわすとこれくらいのオーラに↑↑
でも回す回数のさじ加減を自分でも良く分かっていないらしい……。
さすがに念能力はこれだけじゃないことを祈るわ。
No.6 シャルナーク=リュウセイ
幻影旅団結成時からの初期メンバー。流星街出身の通称「シャル」。
ハンターライセンスを持っていて、旅団の中では情報担当の知能派くん。
ヒソカVSクロロ戦後に、旅団員を恨んだヒソカに殺されてしまったの。
彼の念能力は、「携帯する他人の能力 (ブラックボイス)」という携帯電話と付属の2本のアンテナを使って人間を操る操作系の能力。
ケータイにセリフを入力することで、自由に喋らせることもできるしオート操作も可能な優れもの。
これには「自動操作モード」もあって、自分自身にアンテナを刺すことで発動するわ。
オーラの量が飛躍的に跳ね上がり、制御不能の超人キャラになるのよ。この時髪の毛はスーパーサイヤ人風になるみたい。
自動操作モードでは本人の意思は無く、記憶も残らない上に体への反動も大きく、解除後は2、3日まともに動けなくなってしまうわ。それほど強い能力ってことね。
No.7 フランクリン=ボルドー
幻影旅団結成時からの初期メンバー。流星街出身。
身長219㎝、体重225㎏といういかにも暴れそうな見た目とは裏腹に、とても落ち着いた物腰で旅団のまとめ役となっているの。
そんな彼は、放出系の能力者。
「俺の両手は機関銃 (ダブルマシンガン)」という能力で、銃口のように改造した両手の指から念弾 (オーラの塊) を出して攻撃するわ。
十指の全てから連射される念弾は、数も多ければ一発一発の破壊力も凄まじいの。
その訳は、「より威力が出る気がするから」という理由で自分の指を切り落としたことによる制約と誓約の結果。
「俺の両手は機関銃」ってネーミングも、「より威力が出る気がするから指を切り落とそう」って発想もなんだか小学生のようね。
No.8 シズク=ムラサキ
2人目のNo.8。
黒髪ボブでメガネをかけた女性。忘れっぽくて、一度忘れたことは思い出さないという天然キャラよ。
掃除機の「デメちゃん」を具現化し、武器として使ったり、無生物を吸い込んで掃除したりして使う具現化系能力者。
離れたものも引き寄せるほどの吸引力を持ち、その容量も無限に等しいの。でも、他人の念やシズクが生き物と認識しているものは吸い込めないみたい。
最後に吸い込んだものなら、吐き出すことも可能よ。
デメちゃん自体が自我を持っているのか、時々「ギョギョ」と鳴いているわ。
詳しくはこちらから。
No.9 パクノダ
幻影旅団結成時からの初期メンバー。流星街出身。愛称は「パク」。
クロロがクラピカに捕まった時に交渉人としてクラピカと接触。その後クラピカの念によって殺されてしまったわ。
パクノダは特質系能力者で、人や物に触れるとそこに残された記憶を読み取れるという特殊な能力を使うの。
もう一つ、「記憶弾 (メモリーボム)」と言って、具現化した弾丸に記憶を込め、拳銃で撃つことで相手にその記憶を宿す能力も使っていたわ。この時一度に打てる弾丸は6発よ。
No.10 ボノレノフ=ンドンゴ
開発によって住む場所を奪われた少数部族、ギュドンドンド族の末裔であり舞闘士 (バプ)。愛称は「ボノ」。
全身に包帯を巻き、上からボクサー用のグローブとボクシングパンツを履いているわ。
包帯をとると全身の至る所に大小様々な穴が空いていて、体の動きを使って穴から音を奏でることができるの。
その奏でた音を戦闘力に変える「戦闘演武曲 (バトレ・カンタービレ)」という能力を使うわ。曲目ごとに違うものを具現化して使う具現化系能力者よ。
(元)No.11 ウボォーギン
幻影旅団結成当時からの初期メンバー。流星街出身。
ライオンを連想させるビジュアルの持ち主。意外と時間には厳しい。
肉体を鍛えることとケンカで勝つことにしか興味がないという根っからのバトル野郎ね。
旅団の中でも危険な任務に当たる特攻役で、ノブナガとは相性のいいコンビだったのよ。
クラピカとの対決で命を落したけど、最後まで仲間の情報は一切渡さなかったわ。旅団の仲間意識の強さがここでもわかるわね。
ザ・強化系な彼は、拳にオーラを集中させて全力でパンチをする「超破壊拳 (ビックバンインパクト)」という能力を使うの。
No.11 イルミ=ゾルディック
ウボォーキンの後釜として入った2人目のNo.11。暗殺一家ゾルディック家の長男。
イルミは、ヒソカから「ヒソカ自身を標的に殺してくれ」と依頼されたために入団したわ。
イルミがヒソカを殺せばイルミに報酬が入るという意味深な契約をしているの。
彼は操作系能力者で、オーラを込めた針を人間に刺しすことで自分に絶対服従する「針人間」を作り出すことができるわ。この針人間は、イルミのために頑張りすぎて死ぬらしい。
シャルナークの能力とは違って針を抜いても元には戻らないのが恐ろしいところね。
自分の顔に針を刺して変身することもできるわ。 (針がなくても短時間の変装が可能)
詳しくはこちらから。
No.12 コルトピ=トノフメイル
愛称は「コル」。
小柄で長髪。髪で顔が常に隠れていて、ギョロッとした片目だけが見えているの。
クロロとの対決後のヒソカに、トイレ中に襲われて殺されるという無念な死に方をしたわ。
旅団で最も小柄で最も腕相撲が弱いことからも、戦闘向きとは言えないわね。
でも彼の具現化能力は驚異的とも言えるスペックを持っているの。
それは、「神の左手悪魔の右手 (ギャラリーフェイク)」と言って、左手で触ったものの複製を右手から具現化できるという能力。
クロロVSヒソカでも重要な能力だったわね。
コピーしたものは24時間で消滅してしまうけれど、円の役割も果たすし雑居ビルを50個は作れるというから驚き。
生命体も動かないもの (死体) としてコピーが可能よ。
(元)No.4 オモカゲ
ヒソカの前のNo.4であり、「幻影旅団の裏切り者」。
劇場版HUNTER×HUNTER「緋色の幻影 (ファントム・ルージュ)」に登場するキャラ。
ヒソカとの対決に敗れ旅団を脱退。
手のひらに蜘蛛の刺青のある長髪の男で自らを「神の人形師」と謳う特質系の能力者よ。
対象の相手が最も執着する出来ごとや人物から人形を作り出すという念能力を使うわ。
人形はオモカゲの命令には逆らえない絶対服従となる。でもこれはただの操作ではないの。
その人形は生前の記憶や念能力を持って作られるのよ。
つまり、人形は自分の意思に反しながらオモカゲの命令通りに動くしかないという残酷な能力。
劇場版ではこの酷い能力にクラピカをはじめ、ゴンやキルアたちも苦しめられるみたい。
ぜひ「緋色の幻影 (フェントム・ルージュ)」も見てみてね。
まとめ
幻影旅団についての情報と一人一人の念能力は把握できたかしら?
現在は、ヒソカと団員の双方が互いに命を狙う鬼ごっこを繰り広げているわね。
作中ではこれまで、ウボォーキンとパクノダが死に、ヒソカが脱退した後、カルトが入団。さらにシャルナークとコルトピが死に、イルミが入団した結果、現在の幻影旅団メンバーは10人になってしまったわ。
幻影旅団全員を狙うヒソカはどのような形で旅団の前に姿を表すのか、イルミへの依頼の意味は何なのか、まだまだ不明点ばかりね。
実はイルミはヒソカだという噂も……。
それと、冨樫先生が0巻のインタビューで、クラピカと幻影旅団は「全員死にます」と回答したことは有名よね。
果たしてそれは事実なのか。今後に期待して最新話を待ちましょうね。
マイブームは一人で手打ちうどんを作ること。 好きなデザートは硬めのプリン。ゆいのです。