やぁ、また会ったね。
今回は、映画『君の名は。』の挿入歌とそれらを手がけたバンド「RADWIMPS」の情報をまとめてご紹介していくよ。
作中の挿入歌、主題歌は全て「RADWIMPS」が手がけていて、新海監督のきめ細やかな作画と疾走感溢れるサウンドが話題になったね。
春川
音楽は作品の雰囲気に直結するね。
決して前面には出てこないけど、評判のいい作品は絶対に音楽や効果音にもこだわっているよ。
時間に翻弄される瀧と三葉の関係を、色々な歌詞で表現した「RADWIMPS」の挿入歌はアニメ映画史上最高と言っても過言ではない気がする。
中学生の頃からラッドを聞いており、今でもライブに通っている春川の「ラッド愛」を受け止めてくれ!
『君の名は。』の挿入歌・「前前前世」
まずは、『君の名は。』の主題歌である「前前前世」から紹介していこう。
疾走感のあるメロディと主人公の瀧、三葉を思い出させる歌詞が、観客のハートをガッチリ掴んだね。
結野
サビの部分の歌詞は一回聞くと忘れられないわねー。
会えそうで会えない瀧と三葉の関係も絶妙に表現されているわ!
言うまでもないかもしれないけど、サビの歌詞は、
君の 前前前世から僕は
君を探し始めたよ
RADWIMPS 「前前前世」
と、時間をこえて触れ合う瀧と三葉の運命的な関係を表現している。
さらに注目して欲しいのは演奏の難易度だ。
繊細に動くベースラインや魂のこもったピッキングはそう簡単に真似できるものじゃないね。
春川
耳で聞いた印象よりもずっと難しいんだ、これが。
重厚感のあるメロディだからなかなか気づかないよね。
ギターはボーカルの「野田 洋次郎」さんと「桑原 彰」さんが担当しているんだけど、この二人は各サイトの「ギターが上手いミュージシャンランキング」によく選ばれているんだ。
腕に覚えがある人はぜひ挑戦してみてほしい!
春川
『君の名は。』の挿入歌・「夢灯篭」
『君の名は。』の冒頭で流れるOPソングが「夢灯篭」だよ。
荻P
灯篭は「とうろう」と読むんだ。
栃木県の宇都宮市では「灯篭流し」という幻想的なお祭りもあるぞ。
先述の「前前前世」と同じく、『君の名は。』の世界観にマッチした歌詞は映画のOPにふさわしい。
5次元にからかわれて それでも君をみるよ
また「はじめまして」の合図を 決めよう
君の名を 今追いかけるよ
RADWIMPS 「夢灯篭」
人間の世界は、立体に時間の観念が加わる4次元までと言われているけど、RADWIMPSのボーカルの野田さんは、時間を超えて恋をする瀧と三葉を「5次元」という言葉で表現しているんだ。
春川
OPテーマでありながら、
「君の名を今追いかけるよ」「消えることない約束」「それでも君をみるよ」
と言った、物語の内容を示唆するような歌詞が散りばめられているんだ。
映画を見終わってからもう一度聞いてみると、そういう歌詞だったのか〜って納得できるはず。
『君の名は。』の挿入歌・「スパークル」
アップテンポな「前前前世」や「夢灯篭」とは違い、ピアノソロから始まる「スパークル」は、作中の彗星を彷彿とさせるような幻想的な曲だ。
もちろん、『君の名は。』の世界にマッチしているんだけど、歌詞を見てみると、どちらかというと瀧に寄った曲のように思えるね。
運命だとか未来とかって 言葉がどれだけ手を伸ばそうと
届かない場所で僕ら恋をする
RADWIMPS 「スパークル」
儚さの中にも瀧の力強さを感じる歌詞だね。
結野
同じ時間で愛し合うことができない二人を瀧目線で表現した歌詞ね。
素敵だわ。
色々な楽器をふんだんに使ったメロディは、様々な楽器をマスターしている野田さんの真骨頂とも言える。
映画のシーンと合わせてオーケストラで「スパークル」を演奏している動画も紹介しておくね。
これは鳥肌モノだね。
このシーンをもう一回見たくなってきたよ。
『君の名は。』の挿入歌・「なんでもないや」
「なんでもないや」は「スパークル」と同様に、メロウなテンポのバラード曲。
瀧と三葉の計画により、糸守町が彗星の危機から救われた後の世界を描いたシーンで流れるんだ。
お互いの記憶が無くなっても、うっすらと残る感覚だけを頼りに、世界の何処かにいる「誰か」を探し続ける瀧と三葉を表現しているね。
君のいない世界にも 何かの意味はきっとあって
でも君のいない世界など 夏休みのない8月のよう
RADWIMPS 「なんでもないや」
この歌詞、この盛り上がりはいつ聞いても、全身が震えるような感覚になるよ。
二人の間を隔てる3年間というタイムラグを「時のかくれんぼ」とか「はぐれっこ」という言葉を使って表現しているこの歌のラスト前には、
なんでもないや やっぱりなんでもないや
今から行くよ
RADWIMPS 「なんでもないや」
と、三葉(もしくは瀧)に向かっていく姿が示唆されているね。
【画像多め】君の名はヒロイン「宮水三葉(みやみずみつは)」の可愛さを徹底的にまとめました。ピュアで優等生な三葉も、ちょっとエッチなシーンも、口噛み酒も三葉の全部が好きなんだ!
瀧と三葉のその後を描いた描写はないけど、なんとなく二人の再開をイメージさせてくれる歌詞になっている。
三葉の声優を担当した「上白石 萌音(かみしらいし もね)」さんがこの曲をカバーして話題になったこともあるんだ。
ちょっと貴重な野田さんの生声も注目だね。
結野
ライブにでも行かないと、アーティストの歌以外の声ってなかなか聞けないわよね。
まとめ
今回は映画『君の名は。』の挿入歌について解説してきたけどどうだったかな。
良作には効果音も含めた「良音」が欠かせない。
『君の名は。』のサウンドを手がけたRADWIMPSは見事にその「良音」で映画の世界観を作り上げてくれたね。
RADWIMPSの音楽があることで、瀧と三葉の生き生きとした表情や、時を超えて恋をする二人をより身近に感じることができる。
結野
解説は素晴らしいけどなんで、画像が奥寺先輩なのよ!
春川
奥寺先輩は『君の名は。』の影の立役者だ。
彼女がいるからこそ、瀧と三葉は互いの気持ちに気づくことができたとも言えるよ。
後ブラチラがエロい。
瀧と三葉を始めとするキャラクターの魅力もさることながら、音楽でも観客を魅了した『君の名は。』。
春川
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期間内に解約すれば費用は正真正銘「0円」だ。
ぜひこの記事を読んで、挿入歌の魅力も知った上で『君の名は。』をおさらいしてみてね。